ドミニカの男性はケチャップとガーリックパウダーで海で生き延びた

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当局によると、海で1カ月近く遭難したドミニカの男性は、ケチャップ、ガーリックパウダー、マギーシーズニングキューブを食べて一部は生き延びたという。

今週ヨットから救出されたエルビス・フランソワさんも、カリブ海での24日間の滞在中に布ですくった雨水を摂取した。

47歳の男性は12月、自宅としているオランダ領アンティル諸島のセント・マーチン島沖で修理中、海流にヨットが海に押し流されて遭難したとコロンビア当局に語った。

フランソワさんはコロンビア海軍が公開したビデオで、「友達に電話した。彼らは私に連絡しようとしたが、信号が途絶えた。座って待つ以外に何もすることがなかった」と説明した。

当局者らによると、彼は鏡を合図に船体に「助けて」という文字を書いていたところを、通過する飛行機に発見されたという。

海軍当局者らによると、港湾都市カルタヘナの北西約１２０海里の地点で、通りかかったコンテナ船が彼を拾った。

奇跡的に生き残るまで、フランソワさんはボートが沈まないように常にボートから水を汲み出す必要があったと語った。救難信号として火をつけようとしたが失敗したという。

「ある時点で私は希望を失い、家族のことを考えましたが、沿岸警備隊には感謝しています。彼らがいなかったら、この話をすることはなかったでしょう」とフランソワさんは語った。

カルロス・ウルバーノ・モンテス司令官は木曜日、フランソワは健康診断の結果、健康状態は良好だったが、どうやら体重が少し減ったようだと述べた。

海軍によると、健康診断後、ドミニカに帰国できるよう入国管理官に引き渡されたという。

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